新・供述調書
つれづれなるままに綴られる・・・

夕暮れが近づいてくる

私の人生の〜♪

赤旗コード


THE HEARTの「アカシア」ってアルバムの1局目、「赤い旗の下で」って曲の話。
このアルバムから正式メンバーとなったオレも、作詞作曲に参入することになったのだが、それまでの3枚のアルバムは、すべて井口和比古作詞作曲。
「他の奴が作った曲」という先入観を持って聴かれるのが嫌で、CDのクレジットには、あえてどの曲が誰ってのが書かれていない。
そんな中、井口さんが書きそうな詞や曲をオレが書いたり、その逆だったりと、 結果的には結構面白いことになった。
いかにもオレが書きそうな曲、そしていかにも井口殿が書きそうな詞だが、真逆だったのがこの「赤い旗の下で」という曲だった。

とある平日の午後、我々は池袋の喫茶店で打ち合わせをしていた。
と、突然楽器係こと和比古が
「やべ、突然メロディーが浮かんだ、どうしよう!?」
当時は、スマホなどもなく、突然降ってきた曲を、出先で記録する術もなかった。
「自宅の留守電にも入れとけば?」
なんて思いつきの助言。
「おお!それがいい」
と、早速公衆電話から(携帯もなかった)自宅に電話する馬面。
「馬鹿、なんで出るんだよ!留守電にしとけよ!」
普通に電話に出た家族に対して、よく分からない理不尽ないちゃもんであるが、何度か電話して録音したのが、あのサビだったのである。

そうして出来上がったデモテープ(当時はカセットテープだったの)、「ラララ」で歌われていたメロディを耳にして、インスピレーションを受けた。
「これは『天安門事件』の曲だ!」
勝手にそう決めつけて、あの詞が一気に浮かんだ。

喫茶店での打ち合わせから、詞が上がるまで、およそ1ヶ月ぐらいだっただろうか。
「この詞で発売できるのだろうか?」
と、物議を醸したが、とりあえずレコーディングはしてみる方向で話は進んだ。
で、次は曲のアレンジだ。

あの曲のコード進行について書きたかったんだけど、なんか長くなったので、続く…

コメント
この記事へのコメント
貴重なエピソードありがとうございます!
当時、赤旗の作詞.作曲者はどちらも楽器係さんだと信じていました〜領さんの作詞だと知ったのはネットが普及されてからなのでわりと最近の話です。
作曲に留守番電話を使うのは、ナイスなアイディアだと思いますけど、留守番電話もラジカセも無い時代の作曲家さん達は、どうやって記録をしたのか疑問に思ってしまいました〜譜面が書ければ問題なしですが、書けない人は記憶する迄歌い続けたんでしょうか… (^_^;)すみません
コード進行のお話も楽しみにしてまーす(*'▽'*)♪
2017/05/29 (月) 00:44:29 | URL | シャティグレ #-[ 編集]
私もネットが普及しだしてから、領さんが作詞したことを知りました。
当時、楽器さんがアジアに放浪の旅に出られてたってことで、特にそう思い込んでたのかな。
なんか、懐かしいな。
2017/05/29 (月) 12:50:10 | URL | yotti #-[ 編集]
>シャティグレさん
自分の場合は、サラサラと譜面を書いてしまうのが今も昔も手っ取り早い手段ですが、基本「忘れてしまうような曲は大した曲ではない」と思っているので、放置する事が多いです。

>yottiさん
自分も書いていてとても懐かしい気持ちになりました。
昔のことはよく覚えてるんですけどね〜w
2017/05/29 (月) 18:11:53 | URL | ryo #-[ 編集]
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