新・供述調書
つれづれなるままに綴られる・・・

夕暮れが近づいてくる

私の人生の〜♪

格闘家に教わる事
昨日、我が愛弟子寺戸伸近選手の、タイトルマッチが後楽園ホールで行われた。
「krush」というキックボクシングの興行を、長い間引っ張ってきた功労者で、ISKAという世界タイトルも持っているチャンプなのだが、krush自体のタイトルは持ってなかった。
が、昨日遂に、自らの手で、足で、真空飛び膝蹴りでダウンを奪い取り、ベルトをゲットした。

彼はいつも、勝っても負けても観客を熱狂の渦に巻き込む、エンターテインメント性に富んだ試合をする。
音楽のライブでは、よほどの事がない限り興奮することはないワタシでさえ、昨日も両の拳を突き上げて、思わず立ち上がっていた。

音楽と違って、格闘技は「勝つか、負けるか、たまに引き分け」しかない。
やつらはそのために、そのためだけに日々、自らの肉体を鍛え上げ、その日を迎える。
「今日の演奏はまあまあだった」
とか
「今日はイマイチ調子が出なかったので、次回は頑張ろう」
などという言い訳は全く通用しない世界。
しかも、その寿命は本当に短い。

同じく愛弟子の山本優弥選手も、ドクターストップがかかり、引退試合もできないまま、来月引退セレモニーを行う。
戦う心は持ったままだが、これ以上やったら死ぬ、と言われ、仕方なくリングを降りるのだ。本当に無念だろう。
そうと分かっていれば、もっともっと、やりたい事があったに違いない。
それに比べて、我々ミュージシャンは、ちょっと油断すると、すぐ甘ったれて、様々なことを伸ばし伸ばしにしながら、辛いことを避けながら生きているような気がして、彼らの試合を観るたびに、いつも反省するばかりだ。

かつて、あの松井秀喜選手を5連続敬遠させた、明徳義塾のマブチ監督は、未だ監督を続けている事を、先ほど高校野球の中継を観て知った。
敬遠された松井秀喜さんは、とっくに引退して、国民栄誉賞まで受賞した。

「長くやる」という弊害は、色んなところにあるのだな〜と思った。
思い切って、期限を切って、覚悟を決めてやる、ってのも必要なのかもしれない。

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