FC2ブログ
新・供述調書
つれづれなるままに綴られる・・・

夕暮れが近づいてくる

私の人生の〜♪

スプリング・ソナタ
ベートーベン(本物)の書いたバイオリン・ソナタに、そう呼ばれている曲がある。
小学校3〜4年ぐらいの頃、初めてこの曲を聴き「いつかこの曲を弾いてみたいな〜」と思った。
思えば、自分から「この曲を弾きたい」と思った事もこれが初めてであった。
早速、ヴァイオリンの先生にその旨を伝えると
「あの曲は『シシュンキ』にならないと弾けないよ」
と言われた。

はて、シシュンキとは何ぞや?初めて聞いた言葉だった。
今度は母に「シシュンキって何?」と聞いてみた。
が、こういう時(今思えばだが)、母は必ず人に頼る。
たまたまそこにいた母の同僚(母は保母だった)に振る。するとその人は

「思春期というのは、『自分は本当に駄目な人間だな〜。それに比べてあの人は何て素晴らしい人なんだろう…』とウジウジ悩む時期が誰にでもあって、そういう時期の事を言うんだよ」

と説明してくれた。
「???」と思いつつも、何となく納得。いつかそういう時期が来たらもう一度先生に相談してみよう。そう思ったものである。

そしてオレがスプリング・ソナタを発表会で弾いたのは中3の終わり頃だった。
思春期の全てをぶつけた、名演奏だったと思う。
ちなみにこの年を最後に、ヴァイオリンを習うのを辞めた。
弾いてるとどうにもこうにも背中が痛くなってしまうのと、この曲を弾けた事による燃え尽き症候群である。

さて、現在40もとうに過ぎたが、「そういう時期」ってヤツは未だ続いている。

)
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 新・供述調書 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ. | Template by Gpapa.