新・供述調書
つれづれなるままに綴られる・・・

夕暮れが近づいてくる

私の人生の〜♪

昨日の続き


昨今のボーカルレコーディングにおいては、「オートチューン」なるマッシーンが大活躍している。
日々進化し続けるこのマッシーンは、どんな音痴もきっちりジャストな音程に直してくれるばかりか、半音や1音間違えて歌っちゃったとしても、簡単に修正できてしまう。
なので、最近のレコーディングでは、ボーカリストは何度かテキトーに歌っておしまい。後はエンジニアさん、よろしくねってな感じである。
おかげで、ちまたには「正しいピッチ」の歌が溢れてはいるものの、いざライブで歌ってみたら「誰?あんた」ってなぐらい下手なヤツが増えているのも事実。

絶対音感なる不要なスペックのせいで、昔からピッチの狂ったものを許せない体質だったオレ様ではあるが、その反動で今はこの「正しいピッチ」が気持ち悪くて仕方ない。
昨日の話で言えば「プルプル感」が全く伝わって来ないのである。
歌い手さんの喉の柔かさとか、気持ちの揺れみたいなものが見えないと、それは「歌」とは言えない。
だからと言って「下手な方がいい」とは言わない。
「この納期で、この予算で、きっちり製品を作って欲しい」
というオーダーなら、効率化の為にあらゆる手を尽くすだろう。
しかし、とにかくいいものを作りたい、特に「いいアーティストを育てたい」という気持ちであたっている仕事に関しては、絶対にそのようなマッシーンは使いたくないのである。

じゃ、どうするか?
「録れるまで録る」
これだけである。

80〜90年代ぐらいまでは当たり前過ぎるぐらい当たり前だったんだけどねw
antares-auto-tune-11543-1.jpg

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