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新・供述調書
つれづれなるままに綴られる・・・

夕暮れが近づいてくる

私の人生の〜♪

幻のオリンピック
56年振りの東京開催が決まり、沸き立っている空気を横目に、とてもネガティブに捉えている一部の人たちもいる。
「復興が先だ」
気持ちは分かる。しかし、被災地に金をジャブジャブつぎ込む事だけが、必ず真の復興に繋がらない事は、前政権が証明した通りだ。
国の景気全体を引き上げなければ、国全体の体力を増強しなければならないのだ。経済とはそういうものだ。

戦後10数年、まだ焼け野原が残り、バラックに住んでいる人たちもたくさんいる中で、1964年の東京オリンピック開催は決まった。
そして、高度成長期を迎え、敗戦に沈んだ我が国は一気に再び世界のトップに肩を並べるまでに復活した。

さて、それはともかく…
中学1年の時、先輩に渡辺智恵子という人がいた。
文武両道を地でいく彼女は、日々の努力の積み重ねの結果、水泳日本代表にまで上り詰めた。
「日々の努力」なんて簡単に言うけど、そんな生ぬるいものではない。
「早朝、そして放課後から真夜中まで泳ぎ続け、授業中はいつも真っ赤な目で必死に眠気と戦いつつ、授業に食らいついてくる」
と、社会の先生がいつも言っていた。
そして迎えた1980年のモスクワ五輪。残念な事に我が国はアメリカに追従する形でボイコットした。
先輩とは言え、当時まだ女子中学生だった彼女の胸の内を思うと、今でもいたたまれなくなる。

その夏、プールの授業で、デモンストレーションとして、全校生徒の前でたった独りで100メートルを黙々と、そして悠々とと泳いだ姿は今もはっきりと覚えている。
我々だけが目にする事が出来た「彼女のオリンピック」だったのだ。

色んな意味で、オリンピックを心の拠り所にしている人たちはたくさんいる。
スポーツの祭典、平和の祭典を、ホスト国として迎えられるのは素晴らしい事だと思う。
2020年まで生きていられるか分からないけど、日本人としてこの大会を精一杯応援したいと思う。
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